夜に列車の流し撮りを成功させるには?鉄道飛行機撮影日記 SHIMON
(この記事は4月10日に更新されました。)
こんにちはSHIMONです。
桜が散り始め、至る所で桜吹雪が見られる時期になってきました。
写真好きとしては、桜の写真を自分のカメラで収めたいもの。
そこで今回の記事では
『東京都心で夜桜と電車を綺麗に取れるポイントを知りたい』
『夜間の流し撮りを成功させるコツを知りたい』
そんな方に向けて様々な情報をお届けしたいと思います。
夜桜と鉄道を絡めて写真を撮りたいと思い、飯田橋まで行って夜桜の中を走る
電車を流し撮りしてきました。
でももう桜の時期って終わりなんじゃないの?と思ったあなた!
このポイントはご存知の通り、桜が葉をつけて緑になってからも十分かっこいい写真が撮れるんです!
実際に撮影した写真だけでなく、撮影地までのアクセス、この撮影地での撮影のコツ、夜間の流し撮りのポイントも含めて記事で紹介して行きます。
撮影地までのアクセス
赤色の矢印で示した部分が撮影スポットです。
桜の咲き具合や、枝の生え方によって柔軟に撮影する場所を変える必要があります。
CANALCAFEを通り越して直進したところからが撮影場所となります。
市ケ谷駅側にギリギリまで歩いてもいいのですが、建物の光が水にうつり込むため
市ヶ谷田町の交差点あたりまでがベストポイントです。
飯田橋〜市ヶ谷で撮影した写真
飯田橋〜市ヶ谷で撮影するときのポイント
桜の位置や花の咲き具合に注意
とても当たり前のようなことですが、桜の木1本1本それぞれ生え方が異なるため
枝の向きや花びらの付き具合、散るタイミングも全く異なります。
そこで、これから撮影する方に注意していただきたいのが
入念にロケハンをする
とうことです。
何十本もの桜の木がある中で本当にベストの木を見つけるのは非常に難しいです。
『あと少し右に枝が向いていたらなぁ』
『この花がもう少し咲いていたらなぁ』
なんてことばかりです。
風景と鉄道の写真を撮るときって本当に頭使いますよね、、、
風の強さや建物の光に注意
夜桜と電車。
それだけだったらありきたりのコラボレーションですよね。
せっかくなら水鏡で水に写り込むライトや窓の光も入れて撮りたいですよね。
風が吹くと、水面が波立ってしまうため光が綺麗に水にうつりません。
天気予報などでなるべく風の弱いときに行くといいかもしれません。
冒頭でも書いたように、市ケ谷駅の方に進むと水面に建物の光が入ってしまいます。
好みの問題でもありますが、私は市ヶ谷田町の交差点付近の歩道で撮影することを
オススメします。
夜間に流し撮りを行うときのコツ
シャッタースピード
まずシャッタースピード優先モードにカメラを設定します。
その後シャッタースピードを1/30以下に設定します。初心者の方は1/50くらいから
挑戦するのもアリだと思います。
シャッタースピードが遅いほどブレやすくはなりますが、その分迫力のある写真を撮る
ことができます。
躍動感のある写真を撮りたいため、最近は1/15ほどで流し撮りしています。
ISO
夜間に飛んでいる飛行機を撮るときはISOを10000以上に設定しますが、
電車の流し撮りではシャッタースピードを遅くしているため、そこまでISOを上げる必
要はありません。目安としてISO1600以上だと思われます。
撮影する場所の街灯や建物の明かりの強さに合わせて柔軟にISOを変更しましょう。
被写体のスピードに合わせてスムーズな動きをする
これから流し撮りを行う上で一番重要なポイントを説明します。
①被写体の動きに合わせてカメラを水平に動かす
電車は勾配の部分でなければ、基本的には水平に進んでいます。
カメラが斜めに動いてしまうと、被写体の動きとズレてしまいブレが生じます。
→脇をしっかりしめてカメラを動かすこと!
②被写体のスピードとズレないようにカメラを動かす
電車と飛行機に共通することですが、どちらも加速、減速をします。
そのため一定のスピードだと思い込んで撮影した場合被写体がブレます。
一定の速度で被写体が動いてる場合はそのままカメラを動かせば良いのですが、
駅に侵入するときなどはスピードが一定ではないので気をつけてください。
この記事で紹介しているポイントにも同じことが当てはまります。
→カメラが被写体より先に動いてしまうことがないように!
フィルターなどを使って少し編集を加えてみました。
まとめ
今回は夜桜と水鏡と流し撮りの3つにチャレンジしました。
飯田橋〜市ヶ谷は都心の有名撮影地ですが、季節や時間帯によっていろんな顔を
見せてくれます。
よかったら足を運んでみてください。
まだ桜は残っていると思います。
流し撮りはなかなか最初の方は成功しません。
私も何回も何回も失敗を繰り返して、感覚をつかみました。
今でも何回も失敗してます(笑)
皆さんも根気よく続けてください!!