首都圏にある新幹線の撮影地 密蔵院跨線橋(大田区)
(このページは2019年3月19日に更新されました。)
こんにちはSHIMONです。
『首都圏で新幹線の撮影地を知りたい』
『迫力のある新幹線の写真を都内で撮ってみたい』
そんな方に向けてこの記事を書いています。
最近の東海道新幹線は撮りたいものが特にないな、、、
今はN700系と700系しかいないじゃん。
そんなことを考えていたらいつの間にか700系が2020年の3月のダイヤ改正で東海道新
幹線から引退することが決まってしまいました。
そこで今回の記事では、700系が引退する前に首都圏でお手軽に東海道新幹線を
撮影できる場所を紹介していきたいと思います。
実は、結構多くの方が知っているポイントなのではないでしょうか。
密蔵院跨線橋までのアクセス
青いピンが立っているところが密蔵院跨線橋になります。
密蔵院跨線橋までは東急でのアクセスをオススメします。
①多摩川駅方面に改札を出て、すぐに右折する
②信号を通り過ぎて直進し郵便局を通り過ぎた交差点を右折する
③そのまま住宅の立ち並ぶ坂を直進する
多摩川駅から歩く場合は15分ほどで向かうことも可能です。
オススメの時間帯 許容人数 レンズ
基本的には、密蔵院跨線橋からは新横浜を出て品川に向かう上り列車の撮影がメインとなります。
順光の時間帯
午前中からお昼過ぎまで
逆光の時間帯
お昼過ぎから日没まで
車両の記録を目的としている方は午前中に撮影することをオススメしますが、
実は午後のエロ光の時間帯の方がカッコよく撮影できます!
特に夕方、日が沈む1時間前のトワイライトタイムは最高です。
武蔵小杉のマンション群に真っ赤な太陽が沈んでいく様子と新幹線を絡めて撮影するこ
とができます。
許容人数
5人ほど (ベストショットを狙おうとした場合)10人が撮ることのできるキャパシテ
ィーはありません。
実は、跨線橋のフェンスには何枚かボードが貼られているため、ボードとボードの間の
フェンスの穴から撮影するかたちになります。
私が撮影しに行った時は、何名か先客の方がいらっしゃいましたが、撮れそうな穴を
探して撮影しました。
譲り合って撮影することが大事ですね。
レンズ
私はSIGMAの70-300を使って撮影しました。
横位置で撮る場合は200ミリでも撮影可能だと思いますが、若干物足りなく感じると思
います。300ミリあれば十分です。
500ミリの大砲を使って撮影している方もいましたが。
密蔵院跨線橋で撮った写真を紹介
こだま648号 東京行きを撮影
700系のB5編成を収めることができました。
B5編成は今、大人気のアニメ『シンカリオン』にも登場します。
14:16になり、今日のお目当てであるドクターイエローを撮影しました。
撮影日の2/16はT4とT5が走行するという珍しい日でした。
一日に2回もドクターイエローを見ることができるなんて贅沢ですよね。
実は、密蔵院跨線橋のポイントをドクターイエローが上り方向に昼に通過することは、
普段ののぞみ検測やこだま検測ではありえません。
どちらも通過時刻が日没後なので、基本的に撮影は難しいです。
しかし、この日は昼の時間帯に通過してくれたため撮影できました。
日没前にあらわれるトワイライトタイム。
真っ赤な太陽の光を浴びて、車体をギラリと輝かせながら駆け抜けてゆく新幹線たちは
本当にかっこいい。
N700系はあまり好きではありませんが、独特のボデイフォルムは光を浴びた時に
真価を発揮します。
武蔵小杉のマンション群を入れて撮るとこのような写真になります。
オレンジと赤、紫のグラデーションの空はまるで水彩画で書いたような美しさです。
まとめ
渋谷から東急に乗って30分もかからずに行くことのできる密蔵院跨線橋は東海道新幹線
の写真をおさめることのできるお手軽スポットです。首都圏にある様々なスポットの中
でも最も迫力のある新幹線の撮影地なのではないでしょうか。
また時間帯によって新幹線の様々な顔を見ることができるため、撮影していて非常に楽
しいです。700系がなくなる前に是非行ってみてください!